みかさんの絵 11

波の戯れ

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「 波 の 戯 れ 」  

      90 × 125 cm  ぐらいの大きな作品 ( フレーム全体の大きさです )


  鯨ですね。

 海を泳いでいる、クジラの中には、また別な海が描かれています。

        クジラというと、若冲の「 象と鯨図屏風 」で見られる和風でポップな絵を思い出します。


 みかさんのこの作品は洋風ですが、和風なものもいくつかあるのを思い出しました。

      楽器のシリーズもそうですが、「 桜 」という抹茶茶碗を題材にした作品も素敵でした。
    ( みかさんの絵 8   )

 フレームは銀色で貝を思わせます。牡蠣殻とか帆立貝の貝殻のようです。中に入っている真珠の輝きも少し感じられます。

 対象も大きいですが、絵柄も大きな作品です。

 
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    頭の方の絵の中には古い船が見られます。ギリシア時代に地中海を航海していた船のようです。

  コリントなんていう言葉が、ふと浮かんできます。

 クジラの下顎がそのまま波の模様に移行していくのがおもしろいですね。

    空には星が見えます。夜の海の風景でしょうか。

   海の中の紋様はなんでしょう。

 
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    尾には、マグロのような大きな魚が2頭。

 クジラの尾には影が描かれていて立体的な表現になっています。


 

航海する ( みかさんの鳥たち )

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 「 航海する 」 

      85 × 120 cm  ぐらい ( フレームの大きさです )

   同じ大きさの  「 忘却へ 」 と対の作品になっています。


  フレームは薄いゴールドのメタリックなもので、モダンな感じです。2枚とも同じ額装です。

  院内では2枚の絵が並べて掛けられています。


 エンボスで小舟をこぐ人が背景に描かれていて、鳥達が飛び交っています。

  「 象の航海 」 ( みかさんの絵  5  )では、小舟に乗っている象の中にも舟をこいでいる人がいました。
 少し似ているようです。

 あるいは、この絵では、エルフとか西洋の小人のような雰囲気といった方が正確かもしれません。

 もっとも、この作品では、舟をこいでいると言っても、まわりは細長い葉のようなものが流れており、水の上ではなく、森の中をすすんでいるように見えますから、森の小人かもしれません。

 

忘却へ

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 「 忘却へ 」 

 
  「 航海する 」  と 対の作品。 同じ大きさの作品です。


  全体に細長い葉が流れるようにエンボスされ、その中に小舟を漕ぐ人の姿が、2枚の絵ともにエンボスされています。

  みかさんの鳥達が飛び交っています。

  先日ページワンに伺ったら、この絵が白木の雰囲気の新しいフレームで額装してありました。
 メタリックなものと違い、緊張がなく、さわやかな感じで良いものでした。

 同じ絵でも、異なる額装で2枚欲しくなってしまいます。

 
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 「 忘却へ 」  

  ここに挙げたのは作品の中に見られる、鳥の絵の拡大です。


 「 航海する 」 と 舟をこぐ人は同じですが、中の鳥達は少し違っています。
 鳥の中の模様は植物なのでしょうか。何だか、箒の様な感じもしますね。

 上図の鳥は、[ みかさんの鳥 ] の中でも一番力強い表現で描かれています。

 
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春 の 夢

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 「 春の夢 」 
 
     80 × 70 cm  ぐらい ( フレームの大きさです )

        ( みかさんの絵  5  ) 、 で掲載した 「 ドリームキャッチャー 」 のシリーズの一つ。

 
 円形の台紙に下げひもがついていて、ぶら下げられるようになっています。

   青い色、春の風に流れる鳥たちの、さわやかな作品です。


 

セカンドメッセージ

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「 セカンド メッセージ 」 

   115 × 55 cm  ぐらいの縦長の作品です ( フレーム全体の大きさ )

 
  赤と青の色違いの作品です。

 赤色バージョンの作品のフレームは、ゴールドで少しアンティークな模様が入って、素敵な感じです。

 「 春の夢 」で額装したフレームは同じ装飾のものですが、シルバーの色違いです。

 青色バージョンの額装は、ゴールドのメタリックでモダンなものでいれました。

 
 みかさんは作品の中に、鳥をよく描きます。

 造形的にはいずれの作品の鳥も似ていますが、「 セカンドメッセージ 」では、鳥の形態が柔らかな感じを受けます。

   鳥の羽根の形も動きがなく、静的といっても良いでしょう。

  鳥の中には木の葉の模様が見られ、植物的なイメージが表現されているようにも感じられます。


 
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 それに対し、「 春の夢 」、「 航海する 」、「 忘却へ 」で見られる鳥の形は、より、動的な鋭さを増しています。

 「 春の夢 」は全体の雰囲気、色調から、それでもさわやかなイメージが主体です。

 「 航海する 」、「 忘却へ 」になると、鳥たちの飛び交う流れ、動きが強調されて、風を感じさせるものになっています。

 特に、「 忘却へ 」の中の上図の鳥は力強く、まるで現代のジェット戦闘機を思わせます。

 ここにあげたもの以外でも、「 ロス エクスジョより 」、「 追憶 」、「 空の橋 」の中に、エンボスされた鳥たちがいますが、形態は少し異なっています。

 最近 (2019年 )の作品では、「 つぶやき 」のシリーズの鳥はまた違います。  ( みかさんの絵  4  )

 デザイン的な形態ではなく、よりリアルな表現の、長い翼を広げた鳥が大空を飛び交っています。

 鳥には脚もあり、動的で風を切ってとぶ、飛翔感が感じられます。